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カバのムーデン「ティッシュ事件」の犯人が判明

2024年12月11日 配信

公開された防犯カメラの映像より

タイ東部チョンブリ県のカオキアオ動物園で起きた「ティッシュ事件」に関して、園長が2024年12月10日、声明を発表しました。この事件は、同園で人気のコビトカバ「ムーデン」がティッシュペーパーを口にしている様子を映した動画がSNS上で拡散され、議論を呼んだものです。



園長によれば、監視カメラの映像を確認した結果、ティッシュは観光客によって投げ込まれたものではなく、猿が遊びながら落としたものであることが判明しました。その後、スタッフがすぐに現場に駆けつけ、ティッシュを回収したとのことです。

園長は、今回の件が観光客の故意ではなかったとしつつも、動物たちの安全を守るための協力を呼びかけました。「観光客の皆様には、ゴミを指定された場所に捨てていただき、猿や他の動物がゴミを拾わないようにするためのご理解とご協力をお願い申し上げます」と述べています。

また、同園ではこの事件を受け、再発防止に向けた追加の対策を講じる準備を進めているとしています。「ムーデンをはじめとする動物たちが安全かつ健康に暮らせる環境を維持するため、さらなる予防措置を強化します」と園長は語り、来園者が安心して動物たちと触れ合える動物園作りへの意欲を示しました。

愛される「ムーデン」と動物園の課題
2024年7月に誕生したムーデンは、その愛らしい姿から「肉団子」という意味の名前を持ち、来園者に親しまれてきました。今回の一件は、多くの人々に愛される動物たちの安全を守る重要性を改めて浮き彫りにしました。

カオキアオ動物園は、観光客からの信頼を取り戻すとともに、動物たちが安全に暮らせる環境の整備に向けて努力を続けていく方針です。

https://www.facebook.com/KhaosodEnglish/videos/554689914149065/

 

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