タイドラマ「The Empress of Ayodhaya」に動物虐待疑惑、猫の撮影に鎮静剤を使用し批判殺到

タイの人気女優マイ＝ダーウィカー・ホーネーが主演する話題のドラマ「แม่หยัว（The Empress of Ayodhaya）」が動物虐待疑惑で大きな波紋を呼んでいます。2024年11月9日、タイ動物権利協会の会長であるロジャー・ロハナン氏が農業協同組合省畜産開発局に苦情を申し立て、制作チームとその関連専門家に対する調査を求めました。

問題となっているのは、劇中に登場する猫の鎮静シーン。猫に実際の鎮静剤が使用されたとされるこのシーンでは、猫が嘔吐し、けいれんする様子がリアルに描かれています。視聴者からは「刑法第20条に基づく動物虐待に該当する」との指摘が相次ぎ、批判が噴出しました。

このエピソードは、タイ国内での放送局であるチャンネルONEと、Netflixでも配信され、視聴者の間で瞬く間に炎上。猫愛好家たちは制作陣を非難し、ドラマのボイコットを呼びかけました。監督は鎮静剤の使用を認め、「専門家の監督のもと安全に行われた」と説明しましたが、視聴者の怒りは収まる気配がありません。

ドラマ「แม่หยัว（The Empress of Ayodhaya）」は歴史ドラマとして高い注目を集めていましたが、今回の動物虐待疑惑は作品のイメージを大きく揺るがしています。

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