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タイ食品医薬品局(FDA)は2024年11月7日、最新ロットのシャインマスカットに関する検査結果を公表しました。副事務局長は、「基準を超える有害物質が発見された場合は直ちに法的措置を講じる」との方針を明らかにしました。
(参照 中国産シャインマスカット、検査ですべてのサンプルに農薬の残留を確認)
11月5日、食品医薬品局は輸入されたシャインマスカット約6.9トン(6,932.4キロ)、総額約305万バーツ相当を検査しました。農薬残留物のサンプル検査を実施した結果、全項目で基準をクリアしたため、国内での流通が許可されました。
副事務局長は、「食品医薬品局は、国内外の情報を厳しく監視し、安全で高品質な食品が消費者に提供されるよう努めています。特に輸入野菜や果物に対しては、ISO 17025認証を取得した検査機関で24時間以内に農薬の残留物を徹底的に検査します。もし基準を超える物質が発見された場合は、輸入を禁止し、即座に法的措置を取ります」と述べました。
さらに、副事務局長は、輸入業者に対し、品質基準を満たす信頼できる供給元から野菜や果物を調達するよう要請しました。また、輸入相手国の大使館との協力を強化し、輸入品の安全性を高めるための話し合いを行う予定です。
食品医薬品局は、今後さらに検査体制を強化し、農薬残留物のサンプル検査を増やして、消費者の安全をより確実に守る方針を示しています。
「安全に野菜や果物を消費するには適切な洗浄が欠かせません。水に15分間浸し、その後、水を流しながら軽くこする方法が効果的です。また、重曹や塩を使った洗浄方法も推奨されます」と加賀副事務局長は洗浄方法についてアドバイスしました。
https://www.khaosod.co.th/special-stories/news_9495409
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