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バンコク中心街に位置する大規模複合都市開発「One Bangkok」において、地域冷房と配電事業の本格運用が10月25日よりスタートしました。これは東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(TGES)、三井物産、タイの大手エネルギー企業Gulf Energy Developmentの3社が共同で出資するBangkok Smart Energy社と、開発を手掛けたTCCグループによる取り組みです。
この地域冷房システムは、One Bangkok内で必要な冷房を効率的に供給するため、地域冷房センターで冷気を一括製造し、各ビルへ配信する仕組みです。TGESのノウハウを生かし、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を用いた高精度な需要予測や、世界最高水準の冷却設備が導入され、省エネルギーと環境負荷の削減を実現しています。また、雨水の再利用など環境に配慮したシステムも採用され、One Bangkokの持続可能な都市開発への貢献が期待されています。
One Bangkokは、タイ国内で初めて環境性能評価のLEED Neighborhood Development Platinum認証を取得しており、TGESのソリューションがこの認証取得に大きく寄与しました。TGESは、国内外で培ったエネルギー管理のノウハウを活用し、今後もサステナブルな事業運営と地域社会の持続的発展に貢献する意向です。
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