おじいちゃんギャンブラー（80歳）ら21人逮捕「職もなく、仲間と過ごすことが楽しみ」と語る

タイ警察は2024年10月28日、違法なサイコロ賭博に関与したとして、21人の容疑者を一斉に逮捕しました。容疑者の中には80歳の男も含まれており、高齢者が集まって孤独を紛らわせる場が違法賭博へと発展したケースと見られています。各報道伝えています。

今回の摘発は、近隣住民からの「多くの車が住宅前に駐車して交通を妨げている」という通報がきっかけで行われました。現場となったのはプラチャウティット通り59にある2階建てのタウンハウスで、捜索に入った警察は出入口を封鎖し、男9人、女12人の計21人がサイコロ賭博に熱中しているところを発見しました。押収されたのは、サイコロ賭博用のカップとフタ、サイコロ3個、現金200バーツ、得点表2枚、折りたたみ式鉄製テーブル1台です。

取り調べによると、80歳の男は人の誘いで参加したと供述し、参加者の多くが高齢者であることから、定期的ではないものの、バンコクやその周辺地域で集まり、賭け事を通して会話や運試しを楽しむことで孤独を癒していると説明しました。また、「職もなく、仲間と過ごすことが楽しみ」と語っています。

警察は、21人のうち19人に違法賭博の容疑を、住宅の所有者および賭博の主催者2人には無許可での賭博実施の容疑を適用し、全員を警察署に送致して法に基づいた処理を進めています。

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