130バーツのお釣りを巡りオランダ人男性がバーで大暴れ、その後出頭し和解交渉

タイ東北部ウドンタニのバーで2024年10月13日未明、オランダ人男性が130バーツのお釣りを巡って店内で騒動を起こしました。事件後、オランダ人男性は警察に出頭し、店側と和解交渉を行っています。Thai PBSが伝えています。

事件は、オランダ人男性が870バーツの食事代に対して1,000バーツ紙幣で支払った際、男性の友人が釣銭を取ってしまい、オランダ人男性本人に渡さなかったことが発端でした。酔っていたオランダ人男性はこれに激怒し、店内でテーブルをひっくり返し、灰皿やグラスを破壊。さらに、扇風機を投げつけるなどの暴力行為に及びました。

店内の防犯カメラには、オランダ人男性がタイ語と英語で「お金を返せ」と叫び、バーテンダーと口論する様子が映っています。最終的に、店主が130バーツを再度渡すことで騒動は収まりましたが、その後店主は警察に被害届を提出しました。損害額は5,000〜6,000バーツと見積もられています。

10月14日午後、オランダ人男性は妻と共に警察署に出頭し、店側と和解交渉を開始しました。

バーの店主は、男性がすべての損害を賠償することに合意したため、事件をこれ以上追及しない意向を示しています。

警察は、今後の法的手続きについては捜査官の判断に委ねられるとしています。