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タイ外務省は、2024年10月11日(金)の朝にイスラエル・レバノン国境近くのイロン農業集落で発生した事件で、1人のタイ人労働者が死亡し、もう1人が負傷したことを確認しました。タイ国営メディアNNTが12日(土)に伝えています。
タイ外務省は、タイ国民の損失と負傷に対して深い哀悼の意を表しました。この情報は、テルアビブの在イスラエルタイ王国大使館から報告され、原因は現地に残された不発弾によるものであることが確認されました。この発見は、当初報告された対戦車ミサイル攻撃の可能性を否定するものです。
亡くなった労働者の身元はまだ確認されておらず、大使館は家族に通知する前に、遺体解剖の結果を待っている状況です。また、心理的に深刻な影響を受けた負傷者は、イスラエル北部のサフェドの病院に搬送され、治療を受けています。大使館は引き続き彼の状態を注意深く監視する予定です。
在イスラエルタイ王国大使館によると、イロン農業集落にはおよそ10人のタイ人労働者が住んでおり、大使館はイスラエル当局と協力して、すべてのタイ国民を速やかに避難させる措置をとっています。
さらに、大使館は新たな安全勧告を発表し、軍の制限区域や高リスク地域にまだいるタイ人労働者に対して、避難が困難な場合には大使館に連絡し、安全な避難の調整を求めるよう呼びかけました。大使館は、地域内のすべてのタイ国民の安全と福祉を確保することに引き続き尽力するとしています。
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