PR女性がオークション詐欺で5万バーツを失い自殺

2023年10月8日、タイ東部チョンブリ県バンラムン郡（パタヤ）で、32歳のPR職の女性が自宅で首を吊って自殺する事件が発生しました。彼女は、オンラインの翡翠オークションで詐欺に遭い、5万バーツ（約20万円）を失ったことにショックを受けており、さらに、うつ病を患っていたということです。各報道が伝えています。

事件現場には、彼女の39歳の交際相手が最初に駆けつけ、窓の鉄格子に枕カバーで首を吊っている彼女を発見。すぐに彼女を救出し、救急隊に連絡しましたが、到着した救急隊による心肺蘇生（CPR）の試みも実らず、彼女はそのまま亡くなりました。

彼女の交際相手は、彼女が翡翠オークションで詐欺に遭ったことを非常に悔やんでおり、さらにうつ病や薬物依存症の治療を続けていたことが重なり、精神的に追い詰められていたと語りました。彼は彼女を慰め、なんとかお金を取り戻すよう支援を申し出ていましたが、悲劇を防ぐことはできませんでした。

現場に駆けつけた警察は、遺体をバンラムン病院に搬送し、さらに正確な死因を解明するため、バンコクの警察病院の法医学研究所で解剖を行う予定です。