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タイ北部チェンマイ県メーテーン郡で発生した大規模な洪水により、象保護センター「Elephant Nature Park」および「Save Elephant Foundation」が大きな被害を受け、少なくとも2頭の象が溺死したことが確認されました。各報道が伝えています。
チェンマイ県メーテーン郡では2024年10月4日に急激な増水があり、川沿いに位置する象キャンプが浸水。施設には126頭の象が保護されており、関係者はその一部を安全な場所へ避難させることができましたが、70頭以上の象が今もなお浸水エリアに取り残されています。特に、性格が荒い7頭の象に関しては救助が難航しており、現時点では自然の中に放置するしかない状況です。
象2頭が溺死した現場は、これまで洪水の被害を受けたことのない場所でしたが、今回の洪水では過去最高の水位に達し、象たちが避難する時間が確保できなかったと報じられています。水が急激に押し寄せたため、象や関係者が対応する余裕がなく、避難が間に合わなかったことが被害の一因となりました。
今回の洪水はチェンマイ全域で大きな被害をもたらしており、ピン川の水位は依然として危険な高さを保っています。メーテーン郡や周辺地域では連日の大雨が続き、状況は依然として予断を許さない状況です。
関係者は引き続き、象やその他の動物たちの救助活動を進めるとともに、地元のボランティアや支援者たちと連携し、今後の被害拡大を防ぐための対応に追われています。
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