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タイ名物の傘をたたむ市場で観光客とトラブルのコーヒー店が謝罪、30日間営業停止

2024年9月28日 配信

タイ観光のハイライト「タラート・ロムフッブ(ตลาดร่มหุบ)=傘をたたむ市場」。タイ中部サムットソンクラーム県のタイ国鉄メークローン駅近くにある市場で、線路脇に野菜や果物などな並び、列車が通るたびに片付けるというもの。日本のメディアでも何度となく紹介されているので、ご存じの方も多いでしょう。



そんな傘をたたむ市場で2024年9月26日、コーヒー販売業者が外国人観光客に対して不適切な行為を行ったとして、30日間の営業停止処分を受けました。スペイン人観光客が列車の通過を見学している最中に、コーヒー販売業者に押しのけられ、暴言を受けた様子がSNSで拡散されました。

問題の映像はツアーガイドによって撮影され、瞬く間に拡散され、コーヒー販売業者の行動に対して多くの批判が寄せられました。この出来事を受け、警察官が現場を訪問。トラブルは「パンジャン」コーヒー店の前で発生したことが確認されました。

このコーヒー店を経営するジェームズ氏は、タイ国鉄が所有する土地で営業しているものの、その土地を正式に借りていないことが明らかになっています。事件後、ジェームズ氏は警察と鉄道当局に召喚され、過ちを認めた上で、観光客とタイ国民に対してタイの観光イメージを損なったことを謝罪する動画を公開しました。

その後、メークロン駅の関係者は同店の営業を30日間停止する処分を下しました。また、再度同様のトラブルが発生した場合、営業権が永久に取り消される可能性があると警告しています。

 

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