チャオプラヤー川沿いの県に洪水警報発令、住民に警戒と準備を呼びかけ

タイ当局は2024年9月18日、チャオプラヤー川沿いのいくつかの県に対して再び緊急の洪水警報を発令しました。水位の上昇が低地地域に影響を与えると予想されています。タイ国営メディアNNTが伝えています。

タイ災害防止軽減局（DDPM）は、9月20日から洪水の可能性があるとして、バンコクを含むタイ中部の10県に警戒を呼びかけました。この水位上昇は、豪雨と上流からの水量増加が原因で、チャオプラヤーダムからの放水が必要になる見込みです。

チャオプラヤー川周辺や低地の脆弱な地域に住む住民は、警戒を強め、洪水への備えをするよう促されています。DDPMは、住民に対して水位を密接に監視し、非常用品や避難計画の準備、貴重品の高所への移動、そして最新情報を公式の情報源から随時確認するよう呼びかけています。

地方当局には、洪水壁の点検や、影響を受ける地域を支援するための必要な装備や人員の準備を命じています。また、DDPMは、住民が事件を報告したり支援を求めたりするための24時間緊急ホットライン（1784）を設置しています。

DDPMは、必要な予防措置を取り、状況の進展に警戒を怠らないことの重要性を強調しています。住民は地元当局の指示に従い、洪水に備えるように求められています。