タイ中国高速鉄道のトンネル崩壊事故で3名の死亡を確認

2024年8月24日深夜にナコンラチャシマ県パクチョン郡で、工事中のタイ・中国高速鉄道のトンネルが崩壊。3人が閉じ込められていましたが、8月30日早朝までに3人全員の死亡が確認されました。各報道が伝えています。

事故当時、トンネル内で作業をしていたのは、中国人作業監督と中国人バックホー運転手に加え、ミャンマー人作業員で、彼ら3人が行方不明になりました。

事故現場では8月29日に最初の遺体が発見され、30日早朝までには残る2人の遺体も確認されました。ナコンラチャシマ県知事は、現場での捜索活動が難航していたものの、全員の死亡が確認されたことを報告しています。

事故現場では、崩れた土砂や大量のセメントと石の存在が捜索を困難にしており、救助隊は土を掘り進めるとともに、トンネル内で支持箱を設置するなどして捜索を続けましたが、最終的に3人全員の死亡が確認されました。

現在、遺体は現場から搬出され、法医学的検査のために病院へと搬送されました。災害防止・軽減局や関連当局は、臨時指揮センターを撤収し、今後は事故原因の究明が進められる見込みです。

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