タイサッカー協会、選手同士の衝突の緊急調査を命令

選手たちの混乱と審判の判定を巡る争いがプレーを1時間以上中断させる

タイ・フットボール協会は、ランパーンFCとプレー・ユナイテッドFCの試合で選手同士の衝突が発生し、64分間の延長戦となったタイリーグ2の試合について緊急調査を命じました。2024年8月18日（日）に声明を発表しています。

この試合は8月17日（土）の夜にランパーン県立スタジアムで行われ、プレー・ユナイテッドFCが4-3で勝利しました。

タイサッカー協会会長のヌアルパン・ラムサム氏は、組織委員会に対し事件の徹底的な調査を指示しました。協会は、このような事件はタイのプロリーグフットボールにおいて容認できないと述べています。

タイリーグの組織委員会は試合の審判員と審判に事情聴取を行い、この問題を迅速に処理し、可能な制裁を行うために規律倫理委員会に報告する予定です。

混乱は、ランパーンのゴールキーパーであるキティサック・ムーサワット選手が前線に出て得点しようとした際、誤ってプレー・ユナイテッドFCのアルティット・プロムカンの顔を踏んだことから始まりました。アルティット選手は激怒し、キティサック選手にパンチを見舞い、キーパーは倒れ込みました。

審判はアルティット選手にレッドカードを提示しましたが、ランパーンFCにはペナルティを与えず、両チームの選手たちの間で混乱が生じました。警察官が出動し、事態の収拾を図りました。

1時間の遅延の後、試合が再開され、審判はすぐに試合を終了しました。