ゴールド強盗の17歳少年を逮捕「妻と子供を養えない、バイクのローンも払えない」

バンコク・ラチャダーピセーク通りのショッピングモール内のゴールド販売店で2024年8月18日、重さ5バーツ（バーツはゴールドの重さの単位で1バーツ＝＝15.244グラム）のゴールドのブレスレットが強奪される事件が発生しました。犯行の3時間後、ゴールドを奪って逃走した17歳の少年が逮捕されました。親族の説得により自ら出頭したとのこと。各報道が伝えています。

取り調べで少年は、普段はバイクの運転手として働いているものの、1歳の子供と妻を養うには収入が足りず、バイクのローン2,800バーツの支払いも滞っていたと供述。事件前に家族と口論をし、それがきっかけで犯行に及んだとのことです。

犯行に使われたバイクも押収され、奪ったゴールドのブレスレットはホイクワーン地区のフラット（住居）近くの木の下に隠していたのが発見されました。凶器として使用された銃はランシット運河に捨てたと少年が供述したため、警察は銃の捜索に乗り出しました。