タイは10代の母親が10年間で半減、梅毒は増加

タイ保健省は2024年8月14日、過去10年間、コミュニティレベルでの性の健康に関する広範なキャンペーンを通じて、タイは10代の母親（15～19歳）の数を半減させることに成功したと発表しました。さらなる目標に向けて取り組んでいます。各報道が伝えています。

ソムサック・テープスティン大臣は8月14日、2023年の15～19歳の女性の出生率はこの年齢層の女性人口1,000人当たり21件であり、2012年の53.4件から減少したと述べました。

同日に開催された国際性の健康会議で、ソムサック大臣は「健全な性のための強いコミュニティ」というコンセプトのもと、国連の持続可能な開発目標の一環として、10代の出産を減らすことを目指した同省の政策を強調しました。

「私たちは、2027年までに15～19歳の女性人口1,000人当たり15件未満の10代の出産を目標に設定しました。また、若い母親による質の高い出産と子育てを推進し、社会に質の高い人口をもたらすことを目指しています」とソムサック大臣述べました。

ソムサック大臣によれば、同省の緊急の課題は、特に梅毒のような10代の性感染症の減少です。梅毒は、2018年の人口10万人当たり27.9件から2023年には91.2件に増加しています。

同省は、性感染症の危険性を若者に教育し、性行為中にコンドームを使用するよう促し、病気や望まない妊娠を防ぐためのキャンペーンを拡大する予定だと述べました。