大雨と土砂崩れ、メーホンソーン県メーコーピー村で住民が立ち往生

メーホンソーン県メーコーピー村では、今週初めの大雨により土砂崩れが発生し、主要なアクセス道路が遮断されたため、400人以上の住民が立ち往生していると報告されています。この村は必需品が不足しており、さらなる雨が予想される中、引き続きリスクに直面しています。現在のところ、負傷者の報告はありませんが、状況は深刻です。2024年8月15日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

メーコーピー村での救助活動は困難を極めており、約40人の学生が、差し迫った土砂崩れの脅威から避難し、安全を求めて高地に移動しました。彼らは携帯電話の電波が届く場所で救助を求めています。軍隊を含む当局は、避難活動を支援し、緊急の救援物資を提供するために動員されています。

メーホンソン県知事によると、大雨により県内の複数の地区で広範な洪水と土砂崩れが発生しており、クンユアム、パンマパー、メーラノイ、そして県都の地区が影響を受けています。悪天候の影響を受けた11,000人以上の人々を支援するための取り組みが強化されています。

タイ気象局は、タイ北部および東北部で引き続き大雨の警報を発しており、この状況がさらに悪化する可能性があります。新たな鉄砲水や土砂崩れの発生が予想され、チェンライなどの隣接する県も同様の気象関連の課題に警戒を強めています。