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タイ国鉄は2024年8月13日、乗客に対し、列車に乗る際に安全規則に違反しないよう警告を発しました。これは、乗客が列車のドアの階段に立って手すりにぶら下がって体を外に出し、外側の柱に頭を激しくぶつける動画が見つかったことを受けたものです。
調査の結果、動画は2024年8月5日午後3時15分にタイ南部ナラティワート県のスンガイコロク駅からナコンシータマラート行きの普通列車452号がパッタルン駅を出発した際に撮影されたことが判明しました。
動画を撮影したのは19歳の男性乗客。柱に頭をぶつけた人物は、警察官らにパッタルン病院に連れて行かれ、検査を行いました。幸い脳のX線検査では、頭が腫れているだけで、脳の内部は正常であることがわかりました。
今回の事故は、列車が駅を出た直後で速度が遅かったため、乗客が大きな怪我を負うことは避けられましたが、この行為は非常に危険であり、重大な事故につながりかねない行為で、重傷を負うか最悪の場合死亡する可能性があるとして、タイ国鉄はこのような行動を絶対に行わないように警告しています。
さらに、タイ国鉄は列車の乗務員に対し、車内の安全点検の頻度を増やし、乗客に安全指導を行うよう指示しています。もし、危険な行為を発見した場合は、即座に警告し、従わない場合はその乗客を降車させることもあるとのことです。
・車両の接続部分やステップでの乗車はしないこと。
・列車が駅を出発する際には、完全に停車するまで乗降しないこと。
・手足や頭を車両の外に出さないこと。
・窓枠やドアに登ったり、座ったりしないこと。
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