男性を騙して結婚、500万バーツを詐取した女を逮捕

タイ東北部ウドンタニ県で、男性を騙して結婚させ、500万バーツを詐取した容疑で30歳のタイ人の女が逮捕されました。タイ人の女は過去にも同様の詐欺行為で投獄された経験があり、今回もまた詐欺の手口を繰り返していたことが判明しています。タイ警察が2024年8月10日に発表しました。

タイ人の女は、刑務所内で知り合った受刑者の個人情報を利用し、出所後にその親族をターゲットに詐欺行為を行いました。タイ人の女は刑務所の看守の親族を装い、減刑や早期釈放を手配できると偽って、金銭や高価な物品を騙し取っていたとされています。

さらに、タイ人の女はインターネットで知り合った男性をターゲットに、贅沢な生活を見せびらかし、結婚を提案。その後、結婚式を実施しましたが、すべての費用を男性に負わせ、結婚後には男性の所持品を奪い去り、銀行口座を空にした上で逃亡しました。被害額は500万バーツとされています。

警察の調べによると、タイ人の女には7件の犯罪歴があり、今回もまた以前と同様の手口で被害者を騙していたことが明らかになりました。タイ人の女は繰り返し刑務所に入っては出所し、反省の色を見せることなく詐欺を続けていたと報じられています。