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タイ南部ランドブリッジ第1フェーズ、2030年までに開始予定

2024年7月2日 配信

タイ運輸省スリヤ・ジュンルンルアンキット大臣は2024年7月1日(月)に、1兆バーツ規模のタイ南部ランドブリッジ計画の第1フェーズが2030年末までに運用開始することを発表しました。このプロジェクトは、タイ湾(チュムポーン県)とアンダマン海(ラノーン県)を結ぶもので、潜在的な投資家や地元コミュニティからのフィードバックを受けて調整が進められています。この改訂フェーズは2024年第3四半期までに終了する予定です。タイ国営メディアNNTが伝えています。



計画に関わる港の設計は年内に完了する予定であり、鉄道と都市間高速道路の設計は2024年に完了する見込みです。タイ政府は2025年第3四半期までに請負業者を選定し、2026年初頭に契約を締結する計画です。

建設は3段階で進行し、2026年に開始し、2030年に開業予定です。第2フェーズは2031年から2034年、第3フェーズは2035年から2036年の予定です。この計画には、アンダマン海に面したラノーン県とタイランド湾に面したチュムポーン県に港を開発し、都市間高速道路と鉄道インフラに3585億2千万バーツの追加投資が含まれます。

スリヤ大臣は、この計画の有望な財務見通しを強調し、内部収益率が8.62%であり、運用開始から24年で損益分岐点に達する見込みであると述べました。また、タイ南部ランドブリッジがチュムポーン県とラノーン県で28万の雇用を生み出し、国のGDPを大幅に押し上げると予測される重要な経済効果についても強調しました。

■Southern Land Bridge Phase One to Start by 2030|NNT

(参考 ランドブリッジ構想の開発予定地の現状、ジェトロが視察|JETRO

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