タイ人労働者はイスラエルに戻る、200人が出発へ

ピパット・ラチャキットプラカーン労働大臣は2024年6月21日、イスラエルの農業部門で働くためにイスラエルに戻る最初の200人のタイ人労働者が6月25日に出発すると述べました。今後2〜3ヶ月でイスラエルに行く予定の約5,000人のうちの一部です。各報道が伝えています。

 イスラエルのテルアビブは、農業部門のために10,000人の外国人労働者を募集しようとしており、63ヶ月の契約を提供しています。タイ人労働者にも適切な給与が約束されています。

ハマスとの紛争が続くイスラエルでのタイ人労働者の帰還は、イスラエル当局からの安全保証を受けてのことです、と大臣は述べました。

2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの攻撃で、少なくとも41人のタイ人が死亡。それ以来、約9,000人のタイ人労働者が帰国しています。

タイ当局者は最近、状況を直接確認するためにイスラエルを訪問し、タイ人労働者が再びその国に戻ることができると判断しました。

「私たちはタイ人労働者がイスラエルで再び働く準備ができています。さらに、建設業や工業部門での追加の仕事を確保するための交渉も進めています」と大臣は述べています。

大臣は、2024年には約100,000人のタイ人が海外で仕事を見つけると予想しており、すでに67,000人が台湾や日本などで働いていると付け加えました。