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タイ国立開発行政研究院(NIDA; National Institute of Development Administration)の調査センター(NIDA Poll)は2024年5月19日、「大麻は麻薬ですか?」との世論調査の結果を発表しました。調査は5月14日から15日にかけて、全国の15歳以上の1,310人を対象に実施しました。
タイでは2022年6月9日に大麻が麻薬リスト(カテゴリ5)から削除されて合法になりました。街には多くの大麻販売店が出店していますが、大麻を再規制する方針が伝えられています。
今回の世論調査の回答者の68.93%が大麻を使用したことがなく、31.07%が何らかの形で使用したことがあると答えました。
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▪︎ 大麻について:
53.74%:「麻薬であるが、有用である」
33.59%:「有用性のない麻薬である」
11.60%:「麻薬ではない」
1.07%:「わからない」
▪︎ 大麻が再規制されたさいに政府が大麻栽培者やビジネスマンに補償を行うべきかどうか:
46.95%:「補償は必要ない」
35.03%:「栽培者とビジネスマンに補償するべき」
10.08%:「栽培者のみに補償するべき」
2.06%:「ビジネスマンのみに補償するべき」
5.88%:「コメントなし」
▪︎ 政府が大麻に関するどのような政策を実施すべきかについて:
74.58%:「医療目的での使用を許可すべき」
19.39%:「大麻製品の栽培や製造を支援する政策は不要」
10.53%:「合法的な大麻製品を支援する政策を出すべき」
7.40%:「一般の人々が大麻から収入を得られるような政策を出すべき」
3.21%:「娯楽目的での使用を支援する政策を出すべき」
0.99%:「コメントなし」
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