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大気汚染と猛暑が続くタイ北部の古都チェンマイ。このゴールデンウィーク中にチェンマイを訪れた、あるいは現在も滞在中の日本人の方もいらっしゃることでしょう。
2024年5月2日午後5時頃、チェンマイ旧市街にあるミニホテルから外出しようとしたその瞬間、雨がぽつぽつと降り始めました。この日は日中から空には厚い雲がかかっていました。
「このまま小降りなら出発してしまうか」と思っていたところ、雨足は次第に強まり、ついには大雨となり、ホテルに足止めとなったのです。
しかし1時間も経たないうちに雨は止んで外出。あちこちが水たまりができる中、ターペー門方面へと進んだのでした。
短時間でしたが大雨のお陰で気温は少し下がったようで、夜遅くになると大分過ごしやすくなりました。また空中の汚染物質も雨でキレイに洗い流されたか、空気が澄んでいるように感じられました。
涼しいので、旧市街をちょっとだけお散歩。チェンマイ有数のパワースポットとしても知られるワット・チェディルアンを訪れて、お参りをして記念撮影。敷地内には午後10時まで入ることができ、ライトアップされた仏塔を眺めることができます。
タイ国政府観光庁のHPでは、ワット・チェディルアンについて、以下のように説明しています。
「1391年、メンラーイ王朝第7代セーンムアンマー王(1383~1402年)が亡くなった父を偲んで建立したといわれる寺院。チェンマイ旧市街にあるワット・プラシンと並ぶ格式の高さを誇ります。名前にある“ルアン”はタイ北部の方言で“大きい”という意味で、その名の通りチェンマイで最も大きな(ルアン)仏塔(チェディ)があります。当時の王は仏教の宇宙観に従って、都の真ん中に須弥山(しゅみせん)に擬えた大きな仏塔を置き、それを囲うように8つの方向にもひとつずつ寺院を建立すると、王朝の繁栄がもたらされると信じられていました。仏塔は、メンラーイ王の治世中の1481年に完成し、創建当時で高さ約80m、四角い形をした基壇の一辺も約60mありましたが、1545年の大地震で先が壊れ、後に文化庁が現在の形に修復しました。」
https://www.thailandtravel.or.jp/wat-chedi-luang/
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