バンコク・スワンナプーム空港、2025年までに世界トップ50入りへ

タイ空港公社（Airports of Thailand：AOT）は、スワンナプーム空港が2025年までに世界トップ50の空港の一つにランクされることに対して楽観的であると述べています。過去10年間で、空港の施設やサービスが数多く向上し、スカイトラックスによる世界のベストエアポートランキングで、2023年の68位から2024年には58位に上昇しました。2024年5月1日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

AOTのキラティ社長によると、この改善に寄与した重要なアップグレードの一つは、2023年9月に開業したミッドフィールド・サテライト1ターミナルであり、これにより空港の年間旅客処理能力が4500万人から6000万人に増加しました。

キラティ社長は、過去1年間に、旅客サービスの洗練と入国審査および手荷物検査での待ち時間の削減に重点を置いて努力してきたと述べています。これには、顔認識技術を使用して入国手続きを迅速化することができる「オートゲート」キオスクを8月に80台導入する予定が含まれています。

また、AOTは出国ホールの混雑を緩和するため、航空会社に対して出発時刻の4時間前からチェックインカウンターをオープンするよう要請しているとも発表しました。