ミャンマーで戦闘激化、1200人がタイに避難

セター・タビシン首相は、タイ・ミャンマー国境沿いでの最近の軍事的再燃の中、タイ国民の保護を確実にするという決意を確認しました。 タイのメーソット地区の向かいにあるミャンマーのカレン州ミャワディの第二友好橋付近で最近起きた衝突により、2024年4月19日以来、ミャンマーから多くの難民がタイに避難しています。タイ国営メディアNNTが4月21日に伝えています。

セター・タビシン首相は、ミャンマーの紛争に起因するいかなる脅威に対してもタイが対応する準備ができていることを強調し、特に第二友好橋付近の動向を密接に監視していると述べました。

外務省の報道官を通じて、タイの治安部隊が国境沿いのさまざまな場所に配置され、タイの主権の侵害を防ぐための措置が取られていることも確認されました。同省は、国境地域の人々の安全を確保し、平和と安定を回復するための取り組みを積極的に調整しています。

ミャワディでの衝突は、4月19日の夜から激化し、反対勢力がミャワディの制御を試みています。ミャンマー軍は、モエイ川の検問所付近に200人以上の兵士が駐留しており、反対勢力から爆発物を落とすドローンによる攻撃を受けています。

ミャワディでの戦闘が続く中、ミャンマー軍はヘリコプターや空爆を利用して反対勢力に対抗しており、状況は依然として深刻です。タイ政府は、メーソート、ポーププラ、メーラマート地区に災害救助センターを準備し、継続する攻撃によって影響を受けた人々を支援しています。紛争が激化して以来、1,200人以上が安全を求めてタイに越境してきました。