中国人インフルエンサー2名にバンコク当局が法的措置、無許可で製品を販売

中国人インフルエンサー2人が無許可で製品の販売をしていたとして、バンコク当局が法的措置を取りました。2024年3月14日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

この措置は、バンコク・プラウェート地区で中国人が製品をライブストリーミングで販売しているとして当局に通報され、検査に至った結果、販売された製品は低品質で、タイ語のラベルがなく、タイ食品医薬品局 (FDA) の承認を受けていなかったことが明らかになったことを受けたものです。

プアンペット・チュンライェード首相府付大臣は、タイ消費者保護委員会事務局と関連機関にこの事件を調査するよう指示しました。

調査の結果、中国人インフルエンサーは同地区の3階建てのビルで、下着や各種製品の輸出入業務を行っていたことが判明。中国人インフルエンサーたちは観光客としてタイに入国し、無許可で働いていたことが判明しました。

押収されたのは、化粧品、歯磨き粉、ハーブパッチなどが含まれていましたが、タイ食品医薬品局はそれらが登録されておらず、タイのラベルがないことを確認し、すべての商品を没収しました。

■Officials Crack Down on Unauthorized Chinese Influencers in Bangkok｜NNT