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首相補佐官でスポーツ産業振興小委員会委員長であるPimol Srivikorn氏は、タイのソフトパワーとしてのタイボクシング(ムエタイ)強化への取り組みは順調に進んでいると報告しました。タイ国営メディアNNTが2024年2月2日に伝えています。
同氏は、タイのボクシングインストラクターが海外で指導して収入を得られるようにするための国際基準を確立し、トレーニングとテストを通じてタイのボクシングインストラクターの水準を向上させる努力がなされており、それによってタイのボクシング人材の価値を高めていると述べました。
同氏はさらに、タイスポーツ庁(SAT)が3月までに、国に代わってタイボクシングインストラクターに質の高い認定を発行できる、より標準化されたテストセンターを立ち上げる予定であると示唆しました。
認定はボクシングスポーツ委員会、タイスポーツ庁、タイ観光スポーツ省、タイ技能開発局、タイ労働省によって検証されます。 これらのセンターは有能なムエタイのインストラクターを育成することを目的としており、チェンマイ、ソンクラー、ナコンラチャシマ、チョンブリ、バンコクといった5つの県に分散して設置されます。
さらに同氏は、海外で働きたいタイボクシングインストラクター、タイボクシングを学ぶことに興味のある外国人、そして指導のためにタイボクシングインストラクターを雇用したいと考えている外国人の間のつながりを促進するための中央調整センターの設立についても言及しました。
さらに、タイボクシングのソフトパワーを推進するために、ヨーロッパや中東を皮切りに、有名なタイのボクサーを招いてさまざまなテクニックを1日の短いコースで披露、指導するクラスが開催されます。
同氏はまた、リヤドのタイ大使館を通じた要請を受け、4月にはサウジアラビア軍と国家ボクシング選手にタイボクシングを教えるため、男女合わせて8人のタイの公認タイボクシングインストラクターが派遣される予定であると述べました。 各インストラクターは、経験と実績に応じて月給80,000(約33万円)〜120,000バーツ(約50万円)を得ます。
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