タイ工業省、花火工場法の改正を検討

タイ中部スパンブリー県ムアン郡スワンテーンにある花火工場で2024年1月17日午後5時半ごろ、 爆発が発生。23名が死亡しました。事故の発生を受けてタイ工業省は、花火工場を管理する法律の改正計画を検討しています。タイ国営メディアNNTが2024年1月22日に伝えています。

この取り組みはソムサック・テープスティン副首相の命令に応えて行われたもので、近隣地域社会にリスクをもたらす可能性のある小規模工場の管理を強化することを目的としています。

この動きは、労働者、地域住民、環境に影響を与える可能性のある事故を防止するための政府による広範な戦略を表しています。乾季には、タイ工業省工場局はリスクの高い製造部門に警告を発し、防火方法についてアドバイスします。これには、電気機器や機械の点検、保守、更新を対象とした安全マニュアルの発行が含まれます。

タイ工業省ピムパトラー・ウィチャイクン大臣も最近の会合で、工場、特に危険物質を保管する工場で毎年検査を実施する重要性を強調しました。

▼関連記事
タイ中部スパンブリーの花火工場が爆発、23人の死亡を確認