タイで2023年に行方不明になった子供は296人

行方不明者の捜索を専門とする非政府組織であるミラー財団は、過去1年間で児童の失踪が増加していることを報告しました。 彼らのデータによると、296人の子どもが行方不明と報告されており、これは前年から17％増加し、過去5年間で最多を記録しました。タイ国営メディアNNTが2024年1月13日に伝えています。

ミラー財団の行方不明者情報センター所長は、これらの事件の約58％、つまり172人の子供が家出に関係していると指摘。 こうした家出の主な原因は、ゲーム依存症やその他の家族間の争いに関する意見の相違によるものでした。

さらに報告書は、行方不明の子供たちの19％が知的障害を持っていたとしています。 性犯罪者による誘拐事件も5件でした。

11～15歳の年齢層の子供が最も脆弱であることが判明し、報告された例のうち138件を占めました。オンラインで知り合った友人や知人と暮らすために家を出で、性的虐待や児童労働による搾取につながることがよくあるとのこと。

報告書はまた、10歳未満の子供が関与した62件の事件と、16歳から18歳までの十代の若者が関与した96件の事件を強調。2023年には、8歳の少年がお菓子を提供した男に誘拐され、路上で物乞いとして働かされるという痛ましい事件が発生。 警察が発表したこの事件は、同様の犯罪歴のある誘拐犯の逮捕で終了しました。