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Siamdol ネット氏が語る(2)~日本でもアイドルグループを作る

2023年12月12日 配信

イベンターとしての活動拠点を日本に構えることを決めた、元銀行マンで元アイドルヲタクの通称「ネットさん」。Siamdolの日本進出などについて聞いた前回に続いて、また「流浪のバンドマン」西田健児がインタビューをしてきました。お酒を嗜みながらの砕けた雰囲気の中、とりとめのないゆるかやな対談の雰囲気をお楽しみください。

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日本酒の名簿を作りたいネット氏、以前はワイン名簿も

ケンジ:それではネットさん、今日もインタビューをよろしくお願いします。そうですね、まずは…何から飲みますか?(笑)

ネット:これは?(日本酒のメニューを指さしながら)

ケンジ:これは、富山県のお酒ですね。

ネット:あー。イシカワ。トヤマ。フク…イ。

ケンジ:このお酒は…。辛口のお酒っぽいですね。というか、いきなり日本酒から飲みますか?

ネット:そうですね。日本酒から飲みます。

ケンジ:おおー。やりますねェ。

ネット:最初から日本酒なら、楽しいでしょ。これがいいですね。「辛口純米セット」。

ケンジ:もちろん付き合います。でも最初だけ、ちょっと僕はビールからで…。

ネット:はい。

ケンジ:店員さんすみません。この「利き酒辛口セット」を2つ。あとビールを1つお願いします。

ネット:日本酒、楽しみです。

ケンジ:それにしてもネットさん、いつも日本酒をすごい飲みますよね。

ネット:うん。日本酒大好き。名簿作りたい。

ケンジ:名簿?

ネット:むかし、ワインの名簿を作ったことがあります。200種類は飲んでメモしました。

ケンジ:ワインの名簿を作ったんですか!?

ネット:そう!名簿を作るの好き。でも、日本酒はまだメモしてない。これから作る。でも、問題があってね、まだ読めないむずかしい漢字がたくさんあるから、全然分からない。

ケンジ:たしかに…。いくら美味しいって感動したって、漢字が読めなくて名前もわからなかったら、覚えようがないですよね。

ネット:そう。だから今、漢字と種類を勉強してます。「純米大吟醸」とはどういうことなのか。

ケンジ:ネットさん、ホント勉強家ですよねー。

ネット:ワインの時はブドウの種類を勉強しました。でも、ワインより日本酒の方が難しいと思います。

ケンジ:日本酒はお米の磨き度がポイントですよね。

ネット:そうそう!おっきいお米を小っちゃくするんでしょ。だから高くなるけど、でも美味しい。

ケンジ:お米を磨けば磨くほど、味がクリアに澄んでいく。以前ネットさんが言ってた、海外で大人気の「獺祭(だっさい)」なんて、たしかもう磨きまくってこんなちっちゃいお米ですよ。えーとなんだったっけかな。60…65%は磨いてその残りの部分を使うとかだったと思いますが…。

ネット:だっさい、は23%まで磨いたお米よ。

ケンジ:そこまで磨くんでしたっけ!(さすが元銀行マン。数字に強い…)

 

流浪のバンドマンはオリーブで

ネット:ケンジさんは最近は何をやっていますか?現場はあまり行かないでしょ?

ケンジ:いや。そんなこともないですよ。

ネット:ええ。どこのグループですか?

ケンジ:グループというか、オリーブエンターテイメント、っていうアイドル事務所のヘルプですね。そこの社長が昔、バンドマンで、その社長と一緒にバンドをやってたんですよ。その関係で手伝いに行ってます。

ネット:オリーブエンターテイメント。

ケンジ:オリーブエンターテイメント。総括プロデューサーに元アイドルグループで活動していた女性を迎え入れていて、ライブに対する熱は高いし、女性に対する女性ならではの細やかな気づかいもあるし、明るくて楽しくて本気のアイドルグループ、って感じで面白いんですよ。

ネット:あー。女性のプロデューサーで、社長が元バンドマンね。アイドルグループの名前は?

ケンジ:「蛍」っていうグループと「思い出とプレゼント」、最近できたグループ「HIGH HIGH BEAM」は、平均年齢が18歳。

ネット:「思い出とプレゼント」は聞いたことが、ありますね。けっこう人気のグループですか?

ケンジ:そうですね。自社イベント『OLIVE LAND』を渋谷や秋葉原とかで成功させてますね。あと、オリーブエンターテイメントも地方遠征にも力を入れていこうとしてるので、ヘルプが入ったら行ってる感じです。

 

現在はホテル住まいのネット氏、前回の記事に反響

ケンジ:ネットさんは今日は何してたんですか?やっぱり打ち合わせですかね?

ネット:今日は打ち合わせがたくさんありました。

ケンジ:あら!忙しかったんですね。

ネット:でも、全部オンラインで打ち合わせだから全然疲れてないよ。

ケンジ:あれ。いまはホテル暮らししてるんでしたっけ?

ネット:そうですね。ここから近いところのホテルに居ます。でももうホテルは止めて、マンションを買おうと思ってます。いまは円がすごい安いから、マンション買った方がコスパがイイ。そこで日本にずっと住みたいね。でもまだ全然、字が書けない。漢字がほんとに難しいね。

ケンジ:日本人でも読みが怪しい漢字はたくさんありますからね…。

ネット:ケンジさんの明日の予定は?

ケンジ:明日ですか?明日は通常運転ですかね。あ、そういえば、前回のネットさんの記事は、なにか反響ありましたか?

ネット:いっぱい連絡あった。

ケンジ:いっぱい?

ネット:Siam☆Dreamの元メンバーとか、仲のいいプロデューサーとか、アイドルの子とか、仲いい人はみんな読んでくれて30人以上は連絡きました。

ケンジ:わ。そうなんですね!おおー!

ネット:みんな「最悪ドリーム」は面白いね、って言ってくれました。

ケンジ:「最悪ドリーム」はホント面白いです。(笑)。 そういう話を聞けるとやっぱり記事書くのは楽しいですよね。そう。だからいまは、このタイに関連する記事を書くのをけっこうやってます。なので、タイに関することとか、イベントに出る知人を見つけたら、連絡して記事化の話を持ち掛けていますね。

ネット:タイのイベント?どんなイベントですか?

ケンジ:最近だと、ICONSIAMでイベントあったじゃないですか。『Thai-Japan Iconic Music Fest 2023』。

ネット:あったね。グループの名前はなんですか?

ケンジ:ネットさんが知ってるグループだと…。あ。Siamdolのイベントにも出てたユメオイ少女っていうグループです。

ネット:あー。ユメオイ少女ね。

ケンジ:ユメオイ少女は海外遠征に力を入れているし、リーダーの加藤安那さんは歌もダンスも上手いし、根性あるしで、なかなか良いグループだなぁと思っていて。

ネット:でも、タイでの人気はまだまだこれからのグループでしょ。

ケンジ:そうですね。

ネット:動員がちょっと厳しかったけど、ライブは良かった。もっとたくさんタイに来て欲しいね。

ケンジ:そうですね。ユメオイ少女、来年はより海外遠征を増やすぞってユメオイ少女のプロデューサーが言ってましたので、タイ遠征も増えるんじゃないかなと思います。今度ユメオイ少女を紹介しますよ。

 

ネット氏、タイムテーブルは必ず自分で組む

ケンジ:お!きたきた!ネットさんが頼んでくれたこの白エビのかき揚げ、サクサクで美味しいですよ。

ネット:うん。食べてみたかった。

ケンジ:そういえばネットさん、福岡でイベントしてみたい、って以前言ってましたが、福岡のイベンター探しはもうやってますか?

ネット:まだやってないです。福岡は全然探してない。でも、来年(2024年)には、東京と静岡と名古屋、大阪のイベントをやりたいです。(参照 タイのアイドルEuphonie☆とIkinari Tell Meが2024年1月に日本ツアー開催

ケンジ:静岡?静岡ですか?たしか静岡は行ったことあるな…。ええと、どうだったかな…。どのアイドルグループのファンも、東京から来てくれるか、名古屋から来てくれるか、みたいな中間地点のイメージですかね…。いや、でも、コロナ禍の前の記憶だから、もう当てにならないですね。

ネット:このあいだ静岡に行ったら、良いライブハウスがいくつかありました。

ケンジ:そうなんですね!そのネットさんの大きなイベントを作る流れに、ぜひ福岡も入れて欲しいですね。福岡にイベンターの知り合いがいますので、紹介しますよ。福岡は食事も美味しいし、人情味ある街だし、LinQやOS☆Uっていう強いアイドルグループもいるじゃないですか。だから、絶対楽しくなりますよ!

ネット:そうね。福岡も楽しくなりそうね。LinQは知り合いですか?

ケンジ:いや、LinQは全然知り合いじゃないです…。記憶にあった名前を出しただけですね…。そうそう。ネットさんのイベントで、タイムテーブルは誰が組んでるんですか?

ネット:ボクです。それは必ず自分でやります。

ケンジ:確かに。出順はイベントの核ですしね。タイムテーブル組むのは大変じゃないですか?

ネット:タイムテーブルを組むのは大変。だけど楽しいよ。それより…。

ケンジ:それより?

ネット:最近は、平日のイベントが大変です。平日は人があんまり来ない。ホントに難しいですね。

ケンジ:平日のイベントは難しいですよね…。

ネット:でもいまはもう土日に会場を取るのが難しい。だから平日に会場を借りるんですが、平日の昼のイベントは怒られちゃう。

ケンジ:怒られる?

ネット:怒られる。

ケンジ:あー。ブッキングで平日の昼間に出番を組むと、運営に怒られる、ってことですね!

ネット:そう!怒られちゃう。

ケンジ:う~ん。

ネット:でも平日の昼間からお客さんがたくさん入ってるイベントをやってる所もあるでしょ?例えば『スーパーライブ』とか。だからやってみたんだけど、全然人が入らない。でもイベントを夜の部だけにしたら、会場代が全然足りない。だから、やってみれるけど、うまくいかない。どうやってうまくいってるのかが、すごい知りたい。

ケンジ:確かに。

ネット:次の大きなイベントはかなり良いアイドルグループが「出ますよ!」って言ってくれてるんだけど、やっぱりその日も平日で、平行物販が大変な会場なので、昼の部のブッキングがとっても難しい。

ケンジ:あー。ロビーにゆとりがない普通のライブハウス系、ってことですかね。そうなると、近くのレンタルルームとか借りてそこを物販会場にするパターンですかね。平行物販できるレンタルルーム探しましょうか?

ネット:大丈夫よ。自分でレンタルルーム探します。でね、いま考えてるのは5組30分で、昼の部と夜の部。夜の部は心配ないんだけど、平日の昼の部だから、なかなかいい返事がもらえない。難しいね。

ケンジ:ほんとに難しいですよね…。

ネット:でも、日本に来てから少なくても月に2回は自分のイベントを切るって決めてるから。前回は、まねきねこ本店でのアイドルイベントをやりました。

ケンジ:あ!その告知は観ました!

ネット:200人くらいは入れます。ステージも6mとかあって、けっこう大きいステージです。

ケンジ:横幅6mですかね。イイですね!

ネット:前回はSAY-LAとレディキスは出てくれました。でも、どこでイベントをやっても、マイクの問題がいつも大変です。たいてい足りないから、借りなきゃいけない。

ケンジ:まぁそうですね。しっかりしたライブハウスじゃないところのステージは、ちゃんとしたマイクが3本あれば
良い方ですからね。で、それは全然悪いことでもないですし…。

 

ネット氏、日本でアイドルグループを作るのは2024年2月?

ネット:最近はアイドルイベントに、若くて新しいファン層があんまり増えてない。これはなんで?

ケンジ:若くて新しいファン層?社会人なりたてみたいな20代くらいの年代のことですかね?う~ん。今、日本にはお金に余裕ない人が増えてるからだと思いますが…。

ネット:でも10年前、5年前くらいはまだいっぱい若い人は会場にいました。

ケンジ:そうですねェ。

ネット:若い人…。彼らは今、何をやっている?

ケンジ:う~ん。単純に就職先が見つからない、という人も多いですし、就職できても生活するだけで精一杯、って人も多いですしね…。

ネット:昔に比べたら、お金を持ってない?5年前とかだったら、まだお金持ってる人がたくさんいたでしょ?

ケンジ:それややっぱりコロナ禍のせいじゃないですかね。つぶれた個人商店や居酒屋は数えきれないほどあるし、ライブハウスもかなり閉店しましたし…。客が入らないからって朝からやってたラーメン屋が夕方開店に変更したお店も結構あるし、若者のバイト先が減ってるとか、そんな理由じゃないかなと思います。

ネット:5年前は、今のもう40%50%くらいは若い人が多くいました。

ケンジ:う~ん。そんな感じでお金の回りが鈍くなってる社会なので…。

ネット:そんなことないよ。日本の株は、世界中で一番いい。今年は一番すごい。25%くらい上がってる。

ケンジ:あ、そうですよね。株は確かに上がってるんですが、どこにいってるんですかねェそのお金は。大半が企業の内部留保になってるって、ニュースでやってましたけどね。どうなんですかね…。あ、そういえばネットさん、「Siamdol Cafe」は日本にも作りますか?

バンコクにある「サイアムドルカフェ」キャストには現役アイドルも

ネット:それはまだ考えてないですね。もしカフェをやるとしても、それはグループを2つは作ってからになるかな。

ケンジ:確かに。カフェを作るんだったら、常に働ける人がいないと意味ないですよね。アイドルグループをつくるのはいつ頃の予定ですか?

ネット:来年の2月くらいかなー、って。

ケンジ:おおー。流石ですね。

ネット:今回もメンバーを集めるのが大変になると思います。

ケンジ:メンバー集めはホントに大変そうだなと思います。今はやろうと思えばいくらでも自分で活動できるじゃないですか。

ネット:そうね。

ケンジ:たとえばTikTokで配信でも良いですし、ライバーとして自分で配信してるだけでけっこう稼げる人もいる。で、事務所に所属したときに、それ以上のメリットが何かないと所属してる意味を感じ取れない人の方が多いと思うんですよね。

ネット:そう?

ケンジ:ネットさんって、メンバーにも事務所のスタッフにも、高めの給料設定をして払ってるじゃないですか。

ネット:そうそう。Siamdolは、他の事務所と比べたら給料は高いほうでした。結局、人を入れ替えるとなるとそれは僕の仕事になって、それがめちゃくちゃ大変。色々と人探しなきゃならないでしょ。スタッフが足りないとか、メンバーが足りないと感じたら増やさないけないととか。だから、高いお金を払って人が離れるのを少なくして、安定させることで安心したい。

ケンジ:たしかに。

ネット:でも、高いお金を支払うということは、売り上げもちゃんとなきゃいけないでしょ。だからSiam☆Dreamでは、チェキとかブロマイドとかグッズとか、何を売るにしてもちょっと高い値段設定にしてました。お客さんを増やすことも大切なんだけど、やっぱりなかなか難しいじゃない?だからボクがしなきゃいけないことは、普段1万円を使ってくれるお客さんが、どうしたら1万5千円、2万円を使ってくれるかを考えなきゃいけない。

ケンジ:いま来てくれている人が「どうしたら気持ちよく、よりお金を使ってくれるか。適切な設定金額はどこか?」を考えてる、ということですよね。

ネット:お客さんがお客さんを連れてきてくれる可能性はゼロじゃないし、それを期待してるところはあるんだけど、なかなか難しいでしょ。それなら、どうしたらいま来てくれてるお客さんが、もうちょっとお金をたくさん使ってくれるかを考える方が大切だし、それがボクの仕事でしょ。例えば、良いイベントだったなぁって思えたり、ライブが楽しかったりしたら、ついお金を使っちゃうじゃない?

ケンジ:確かに。お祭りで、普段は絶対買わない値段の焼きソバをつい買っちゃうますね。

ネット:そうそう!!

ケンジ:その値段で誰が満足してるのか。それとも他のやり方を値段でも誰かは満足してくれるのか。色々探ってみるのは肝心ですよね。

 

日本のイメージ、タイのイメージ

ネット:いま日本からみて、タイ人のイメージはどんな感じですか?

ケンジ:タイ人のイメージですか? う~ん…。個人の印象になりますけど、穏やかな性格で親日家、優しい性格の人が多い、っていうイメージですかね。というかまぁ、そもそも日本が好きな人が日本に来たり日本人にコンタクトを取るんだから、ある程度そうなるのは当然なんですけど。

ネット:うん。そうね。でも、日本人がキライなタイ人は、全然いないですよ。けっこうみんな日本のことが好きです。

ケンジ:そうなんですね。でも実際にタイ遠征してたときに、「日本人だ」ってことでタイ人になにか差別をされた、喧嘩を吹っ掛けられた、ってことはないし、周りの関係者でも聞いたことがないので、やっぱり全体としては優しいイメージですかね。

ネット:優しいイメージね。

ケンジ:あとはなんだろう…。性転換した男性が普通にたくさんいる、ってイメージですかね。レディーボーイでしたっけ。

ネット:そう。レディーボーイ。

ケンジ:で、そういう男性?女性?を社会が普通に受け入れられてる。でも日本じゃまだそれが普通というまでの段階にはなってないので、そういう意味では、日本より多様性に対して、ひと段階上の視点がある国民性、って感じですかね。なので、今はもうタイの方が先進国、って印象ですね。

ネット:ボクの意見では、タイはまだちょっと下の国。

ケンジ:下の国?政治の力関係で?ってことですか?

ネット:政治じゃなくて、まだ貧乏の国のイメージじゃないですか?

ケンジ:あー。一般的にはそういうイメージの人もまだ多いのかも…。確かに、タイの都市部からちょっと離れたタイの地方の農村とかを想像する時、日本でいうと昭和初期の様な、みんな貧乏みたいなイメージはありますね。

ネット:そうでしょう?

ケンジ:う~ん。でも、都市部の栄え方、先進的なイメージはバンコクの方が上回ってるって感じます。

ネット:どんなところが?

ケンジ:例えばタクシーですかね。タクシーアプリのGrabに登録すれば誰でもバイトみたいに手軽に仕事ができるから、その便利な社会環境が先進的だなと思いますし、Grabでタクシー呼ぶと、Lexusのハイグレードが普通に迎えに来たりするじゃないですか。で、カーナビの画面もとんでもなく大きかったりして。近未来!!とか思います。

ネット:そうね。日本のカーナビは小っちゃいね。

ケンジ:あとは巨大なデジタルサイネージですね。CMとして動画を流せる大きな看板が街中にたくさんある。映画館のエントランスの梁が全部デジタルサイネージとか、ショッピングモールの一面の側壁がほとんど全部デジタルサイネージとか、とんでもないサイズのがたくさんありますよね。スゲー、ってなります。電気代のランニングコストも高そうだし、あんなの、ムチャクチャお金かかりますよね。

ネット:そうね。お金はかかるね。

ケンジ:他にもあります。あとは…。

ネット:ごめんなさい。…ちょっとトイレに行ってきます。

ケンジ:ここのトイレ、一度店の外に出るパターンですね。入り口を出てすぐ左に曲がった通路の道なり、つき当たりの右にありました。

 

エビが効いてインタビュー終了

ケンジ:お、戻ってきましたね。お帰りなさい。

ネット:ケンジさんごめんなさい。お腹壊しました。

ケンジ:え?

ネット:ちょっと気持ち悪いです。

ケンジ:ええ?大丈夫ですか?なにがどうしたんですかね?

ネット:たぶん、さっきの白エビです。エビの尻尾がダメだったと思います。

ケンジ:エビの尻尾って…。アレルギー?

ネット:カニの甲羅にアレルギーがあります。

ケンジ:ええ?甲殻アレルギー?完全にダメじゃなですか。なんで白エビの素揚げを頼んだんですか。

ネット:これくらなら大丈夫かな、と思って、一度食べてみたくて…。

ケンジ:今日はお開きにしましょう。いますぐ帰りましょう。

ネット:ごめんなさい。お疲れさまでした。

ケンジ:お疲れさまでした。

西田健児(ケンジ)
リリイベPAしたり、歌を歌ったり、SEでシャウトしたり、アコースティックギター弾いたり、イベントの段取りしたり、海外遠征イベントに出没したり。先日、タイランドハイパーリンクスでインタビュアーデビューしたばかり。

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