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在タイ日本国大使館によると、日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により平成30年度草の根無償「タイ-ラオス国境及びタイ-カンボジア国境における地雷汚染対策計画」(ウボンラーチャターニー県、トラート県)と令和元年度草の根無償「タイ-カンボジア国境における地雷汚染対策計画」(スリン県)にかかる総額の支援をしました。
以下に、プレスリリースを転載します。
日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により平成30年度草の根無償「タイ-ラオス国境及びタイ-カンボジア国境における地雷汚染対策計画」(ウボンラーチャターニー県、トラート県)にかかる総額4,610,900 バーツ及び令和元年度草の根無償「タイ-カンボジア国境における地雷汚染対策計画」(スリン県)にかかる総額4,545,700バーツの支援をしました。
令和5年11月29日、ウボンラーチャターニー県のコミュニティホールにおいて引渡式典が執り行われ、国際NGOノルウェイ・ピープル・エイドタイ王国ディレクターのアクセル・スティーン・ニルセン氏、人道地雷対策第三課のチャオワット・サラソーン中佐、在タイ日本国大使館から鈴木昭喜二等書記官他、関係者が出席しました。
ノルウェイ・ピープル・エイドは、2000年からタイにおける地雷除去活動を実施しており、タイ国軍傘下のTMAC(Thailand Mine Action Center)と協力して地雷除去にあたる旨、覚書を締結し、当該地域を含む国境付近を対象に除去活動を実施しています。本草の根・人間の安全保障無償資金協力は、車両1台、二輪車2台、無線機器などを供与することにより、ノルウェイ・ピープル・エイドの地雷除去活動について支援するものです。なお、本支援は、ラオスと国境を接するウボンラーチャターニー県とカンボジアと国境を接するトラート県及びスリン県を活動対象としています。
日本政府は今後も、人間の安全保障のための取り組みを支援していきます。
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