遅延・変更・キャンセル続出のノックエアに苦情

タイの民間航空局（CAAT）は、2023年11月に格安航空会社ノックエアが十分な運航ができなかった問題について、解決策を協議する会議を11月13日と20日に開きました。ノックエアは多くの航空機が同時に修理中であるため、運航時間の変更や遅延、運航の中止が発生したと述べています。なお報道によると、突然のフライト変更により、乗り継ぎが出来なかったりする例もあり、乗客からの苦情が相次いだようです。

民間航空局はノックエアに対して、乗客への影響を軽減する措置を検討するよう指示しています。 苦情について考慮するとともに、遅延や運行中止の際には以下などのような利便性を乗客に提供するように求めています。

・遅延や突然のキャンセルの場合、無料で乗客に飲食物を提供。

・遅延や時間変更、キャンセルの場合、乗客に運賃を払い戻す機能を提供。 または、次回の旅行に使用できるクレジットを提供。  

・運行期間中は、サービス拠点に意思決定権限を有する職員を常駐させる。

・連絡チャネルを手配。問い合わせを希望する乗客の数に応じてコールセンターの回線数を増やすなど。

・苦情を迅速に処理。 

・キャンセルや2時間以上の遅延の場合、乗客のケアについて報告する。