AISの3BB買収を承認、ネット回線ユーザーは469万人に

タイ国家放送通信委員会（NBTC）は、インターネットサービスプロバイダーの3BBとタイ最大手の携帯電話事業者であるAdvanced Info Service（AIS）の子会社のAdvanced Wireless Network（AWN） の合併を承認しました。 決定は委員5人中4人が賛成票を投じ、1人が棄権しました。2023年11月12日に、タイ国営メディアNNTが伝えています。

この合併により、AISはタイ最大の固定ブロードバンドインターネットプロバイダーとなり、合計ユーザーは469万人となり、True Corporation のユーザー380万人を追い抜きます。現在 AISと3BBはそれぞれ238万世帯と231万世帯にサービスを提供。国有のNational Telecomは 180万がユーザーです。

NBTC理事会は、AWNが合併後に遵守すべき3つの重要な条件を設定しました。

第一に、同社はサービス料金に関するNBTC規制を厳格に遵守する必要があります。これには、既存のパッケージの価格設定を最低5年間維持すること、既存の顧客に対する現在のサービス品質を維持することが含まれます。
第二に、AWN は、小規模起業家が自由に競争できるようにし、通信ネットワークを貸し出して地理的範囲を拡大することによって、市場競争を支援することが求められています。 AWNはまた、今後5年間に最低100億バーツの投資で固定ブロードバンドと固定無線アクセスを未サービス地域に拡張する計画を策定する任務も負っています。
最後に、AWN は少なくとも5年間、6か月ごとに事業運営に関する報告書をNBTCに提出する必要があります。 これらの条件は、公正な市場慣行とタイ全土でのブロードバンドアクセスの拡大を確保するために設定されています。

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