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2023年11月2日夜に、タイタウンとも呼ばれるタイ料理店が並ぶ神奈川県横浜市中区の路上で発生した、1人が死亡し2人が負傷した事件。(参照 【横浜中区路上殺傷事件】タイ人の男(53歳)を逮捕、1人死亡・2人負傷)
後の報道で、日本人グループがタイ料理店の前の自転車を倒し、それを注意したタイ人従業員が殴る蹴るの暴行を受け、助けに入った他のタイ人従業員がナイフで刺したということがわかってきました。(参照 横浜タイタウン路上殺人のタイ人容疑者に同情の声が続々「先に手を出したのは日本人たち」)
なお、その後は警察の発表もないようで報道の内容にも進展はなく、未だに被害者男性の氏名など詳細は明らかにされていません。
[追記]
2023年11月7日になって、死亡した男性の氏名と年齢が発表されました。
https://www.youtube.com/watch?v=e4rpFBZde5Y
タイの報道では、この事件で直接被害に遭ったタイ人従業員のSNS投稿も紹介されており、日本の報道と証言をもとに、ヤクザの嫌がらせが事件の原因であると報じています。また英語メディアのThaigerはよりセンセーショナルに「ヤクザに正義の鉄槌を下す」と伝えています。
日本人からの暴力被害に遭ったタイ人従業員はSNSで、彼らはヤクザで「タイ人が大嫌い、周辺のタイ料理レストランはすべて閉店しろ」などと暴言を吐き、暴力行為を行ったと説明。その一部始終を日本人顧客も見ていたとのこと。また、タイ人従業員は「ただ生計を立てたいだけなのに、彼らはトラブルを起こす」と述べています。
またタイラットは、日本研究の専門家である国立開発行政研究院(NIDA)のナリヌッㇳ・ダムロンチャイ(นรีนุช ดำรงชัย)氏の言葉を紹介しています。
ナリヌット氏は「日本における死に至る戦闘は非常に深刻です。日本は人の命を大切にし、すべての命には平等な価値があります。亡くなった方は暴力団員だったにもかかわらず、日本では大きなニュースになりました。日本人の価値観からすると、どんな理由でも人を殺すことは間違っているのです。もし誰かがあなたの愛する人を殺して、復讐をしたとします。たとえそれがヤクザであっても、法的手続きに従わなければなりません。」
さらに「私が知る限り日本社会では、暴力団は法律を犯しますが、一般人には干渉しません。しかし今回の事件について、彼らが特にタイ人を好まないのは奇妙に思えます。背景が何なのかは分かりませんが、人身売買について考えさせられる問題です。一方で、酔っ払いが事件を起こした可能性もあり、今後も注視していかなければなりません」と述べています。
■คนไทยเจอยากูซ่าเหยียด ตะเพิดกลับปท. ซ้อมเพื่อนจนน่วม คว้ามีดแทงดับ 1 เจ็บ 2|Matichon
■แก๊งยากูซ่าถูกแทงดับ รุมตื้บคนไทย อาจมีเบื้องหลัง ในยุคสังคมญี่ปุ่น เปลี่ยนไป|Thairath
■Spicy showdown: Thai eatery saviour gives yakuza gang a taste of justice in Japan|Thaiger
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