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サワディーカップ、Go Golfの川又です。
久しぶりに行ってまいりました。チャチュンサオ県の「名門」タイカントリークラブ。
平日の朝はやや渋滞があるので早めに出発。ちょっとした工事と渋滞あり1時間15分で到着。クラブハウスに着く前から漂う名門感。
まずはショップでチェックイン。商品ディスプレーはお見事。G4が揃っていますね。そしていつもいらっしゃるレセプションスタッフの対応は高級ホテルレベル。
重厚感のあるロッカールーム。ほどよい緊張感。
ロッカーは電子キーですが、受信機はここについており、見た目もエレガント。
001、タイガー・ウッズのロッカーは必見です。
5スターホテルのようなレストラン。席は窓側がおすすめです。
メニューはなんと日本語表記も。
いつもはサクッとコーヒー啜ってスタートしますが、ここではそんな無粋なことはしません。優雅に朝食から。生姜入りすぎですがあぁ美味しい。
インスタグラマブルなカプチーノ。
ちなみにここではチップ以外現金は不要なんです。番号のついたタグで食事もキオスクも精算出来るのが嬉しい。ここでは1,000バーツでお釣りがどうの、なんて不毛な争いは起こりません。
朝食が終わったらこ広のい練習場で軽く練習。トーナメントもやっているコースですから、素晴らしい設備です。テンションが上がりますね。
もちろんアプローチ、パターも練習できます。
いいコースに来た時のこの朝の時間って本当に好きです。ちょっと身が引き締まるような、いい緊張感を感じながらのひと時。高級コースでもドライビングレンジがないコースもあるので、やっぱり朝のこの瞬間って幸せだなぁと思ってしまいますおねがい。
カートにはタオルとお水が。さりげなく、そして嬉しい。
しかもカートは導入したばかりのピカピカカート。
今回は10番スタート。どうやらタイガー・ウッズは1オンしたけど3パットだったとのこと。
私は2オンですがおはようバーディー。
フェアウェイは打つのが申し訳ないくらい綺麗な緑の絨毯。
11番。グリーン周りが難しいんですよね。きっちり乗せないと次がしんどくなるので、確実にセンター狙いでいきます。
13番、どのホールもグリーンに打っていくショットで緊張感が出ます。
15番。個人的に好きなホールです。ティーショットで池に届かないように。そしてセカンドもきっちりグリーンに乗せられれば気分のいいホール。
どのホールもラフが短くてフェアウェイ外しても全然心配ない接待仕様が嬉しいです。だけどこのうねうね感が難しいんですよね。傾斜からうまく打てないとグリーンを捉えにくくなっています。
途中のキオスク。番号札で精算はとっても楽ちん。
キオスクのトイレも綺麗。
18番。グリーン手前から見える池とクラブハウスが綺麗なフィニッシングホール。本当はアウトスタートでここでフィニッシュしたかった・・・。
さて後半。スタート横、広くなったテラスで軽く休憩をしたら1番から後半戦へ。
2番も好きなホールです。ティーショットはまっすぐ打ってください。きっちり打てればセカンドそんなに距離は残りません。よほど自信がない限りは間違ってもバンカー越えのグリーン方向は狙わない方が無難です。
6番このピンポジならそこまでプレッシャーないですが、右サイドにあったら・・・
7番。狭くないのに狭く見えてしまう両サイドからの木のプレッシャー。大体ここミスショットしちゃうんですよね。
3打目もバンカーが効いてます。
9番。最終ホール、ハンディキャップインデックス1なのはなぜかよくわからないですがきっちりパーで締めくくれて気持ちよくフィニッシュ!
決して狭かったり、トリッキーだったり、アップダウンが多かったりするようなレイアウトではないもののグリーン周りの難しさ、各ホールに味がある飽きのこない設計、そして見事なメンテナンスに改めて感銘を受けました。
白からだと6,000ヤード切るのでちょっと短いかもしれません。上級者は青からがおすすめ。またちょっと雰囲気が変わります。
そしてコースだけではなく、とにかく今回はキャディさんのレベルの高さにびっくりしました。実はプレーの途中で仕事のトラブルが発生し、ゴルフどころではなくなってしまった瞬間があり、ダボ連発したのですが、今日は空いてるから少しキオスクで座ってやってきたらどうですか?とか、ダボってもまたバーディー取って巻き返そう!出来るよ!とか、気遣いと適度な励ましが半端ないおねがい。
そして打った後にカートに乗って、飲み物を飲もうとしたり、タバコに火をつけようとすると絶対にカートを動かさないというホスピタリティの徹底ぶり。灰皿も一瞬のうちに綺麗になっており、またびっくりびっくり。
プレー中もちょっと木が気になるから低く転がして距離稼ぎたい。悪いけど5番アイアン持ってきてくれる?なんて時も、「はい、持ってきてます」ってええええええええええええええええポーン炎みたいな。持ってくるクラブの数も質も常に正しく、久しぶりにキャディさんのクオリティにぶったまげました。絶対次回指名します。
終わっていつも通りの84回で意気消沈な私に、今度は仕事が忙しくないといいですね、また待ってますよ!次回はもっといいスコア出るから大丈夫!って「惚れてまうがなグラサンハート」多分全体的にクオリティ高めなんだとは思いますがこの方は本当に素晴らしかったです。
プレー終わり、ロッカーに行こうとすると、お水と冷たいおしぼりが。ちょっと頭を冷やせていい時間でした。どうしても仕事柄常に携帯が鳴り続けているのでなかなかゴルフに集中できるタイミングがないんですよねぇ。相変わらずのメンタルの弱さ。
ロッカーに戻ったらシャワーへ。この荷物置きがしっかりあってお湯もたっぷりで温かいシャワーは最高です。タオルも大きく分厚くて、こんなタオルゴルフ場でまずお目にかからないです。
シャワー終わり、ロッカーに戻る途中にあるジャグジー、初めて入ってみました。お湯の温度は高すぎず低すぎず、最高。高くても低くても文句がくるので温度設定で苦労したそうです。そこまでちゃんと考えてくれるのが素晴らしいですよね。極楽極楽。
そして更に感動したのがこちら。タイのゴルフ場ってジェルやワックスが置いてあるところには洗面台がなく、ジェルのついた手を洗えないじゃん!といつもなるのですが、ここは違います。ちゃんと洗面台のところに置いてある。歯ブラシまで置いてある・・・。もう、好き・・・・。
レストランでは笑顔とホスピタリティー精神に溢れるレストランマネージャーにお勧めされるがまま、新作のラーメンと、コーラを水代わりに飲んでいる私には一生縁がなさそうなアボガドスムージを注文。
日本人シェフがいるわけではないので味が大丈夫か心配、とのことでしたが、スープの味も麺の硬さも問題なく、美味しいラーメンでした。
そしてスーパーヘルシーなアボガドスムージーも健康な味がして意外と好きでした。食わず嫌いせずにぜひトライしてみてください。
最初から最後まで細やかな気遣い、歴史という名の重厚な雰囲気のあるファシリティ、と名門コースの風格と威厳を改めて感じられた1日でした。
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