両替レート
|
|
2023年10月7日早朝、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルに向けて大量のロケット弾を発射し、武装組織メンバーがイスラエル内に侵入。イスラエルもガザ地区に空爆を行い、現在「戦争状態」になっています。死者は合わせて1200人にのぼっています。
イスラエルでは2万9900人のタイ人が労働者として居住しており、ガザ地区では約5000人のタイ人が居住。被害に遭ったタイ人も多く、これまでにタイ人は12名死亡、9名負傷、11名が人質となったと伝えられます。
タイ外務省の迅速対応センター(RRC)は、戦火に見舞われているイスラエルにいるタイ人への支援活動について最新情報を提供しました。10月9日にタイ国営メディアNNTが報じています。
チャカポン外務副大臣によると、現在イスラエルにいるタイ人のうち、1,437人が退去を希望しており、23人はイスラエルに残ることを選択したとのことです。イスラエル当局との協力により、ガザ地区など、被害が大きい地域からタイ人を避難させています。
10月11日には15人のタイ人がイスラエルを出発し、翌日にタイに到着する予定です。帰国支援の一環として、帰国者への支援のために精神保健や医療の専門家が派遣される予定です。
▼関連記事
タイ人1名死亡・11名拉致か、ハマスのイスラエル攻撃で
ガザ地区に推定5,000人のタイ人が居住、負傷者も
タイ、イスラエルの緊張を高めるような行為を避けるよう要請
関連記事
新着記事