台風5号「トクスリ」の影響、タイでは7月29日～8月1日に大雨と洪水の可能性

大型で非常に強い勢力の台風5号「トクスリ」は2023年7月25日現在、フィリピン海上にあり、発達を続けながら北西に進んでいます。

タイ気象局によると、7月29日から8月1日にかけて「トクスリ」の影響で、46県の住民に大雨と洪水に備えるように警告を発しています。

タイ政府ラチャダー副報道官によると、「トクスリ」は7月26日に台湾に上陸すると予測されています。タイへの直撃は避けられるかもしれないものの、モンスーンの状況を悪化させ、週末には広範囲に降雨をもたらすと予想されています。

タイ気象局は7月24日、タイ全土のさまざまな地域で激しい豪雨が降ると予。最も影響を受けると予想される地域は、バンコクとその周辺県を含む中部、北部、東北部、南部の東部と西部です。特に山麓の傾斜地や低地では、鉄砲水や洪水が発生する恐れがあります。

当局は現在、一般市民に対し、引き続き警戒を怠らず、大雨による潜在的な被害を軽減するために必要な予防措置を講じ、最新の気象情報を入手するよう呼びかけています。

日本の気象庁の台風情報は以下です。