バンコクで鼻の整形手術中に女性死亡

タイ人では美容整形の費用が安く、気軽に美容整形を行う人も少なくありません。芸能人も整形したことを隠すことなく、SNSなどで公表することもあります。

そんな中、 バンコク近郊のパトゥムタニ県の美容クリニックで2023年6月15日、鼻の美容整形手術中に25歳のタイ人女性が死亡しました。麻酔薬の吸入により、心停止を起こしたと伝えられています。

死亡事故が起こったのは、パトゥムタニ県タンヤブリ区のランシット・パトゥムタニ通りにある「ニティカーン」という名のクリニック。亡くなったタイ人女性の知人によると、タイ人女性は最初に別のクリニックで鼻の整形手術を受けましたが、問題があったため「ニティカーン」を訪れて、再び手術を行いました。

 知人は手術後にタイ人女性を迎えに行く約束になっていましたが、連絡がなかったためクリニックに向かうと、タイ人女性がベッドで意識を失っていました。クリニックは、麻酔薬を吸入後に体温が高くなり、意識を失ったと説明したとのこと。

タイ人女性の遺体は、正確な死因を特定する解剖のためにタマサート大学病院に移送されました。クリニックの医師とスタッフらは逮捕され、警察署に連行されました。

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