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タイ南部のタイ湾に浮かぶサムイ島。ココナッツアイランドとも呼ばれるこの島は、多くの外国人旅行者を惹きつける魅惑のリゾートです。そんなサムイ島でコンドミニアムを購入したはずが、自身の所有物にならなかったという悪夢のようなお話。各報道が伝えています。
英国人男性のデビッドさん(70歳)が2023年6月1日、1500万バーツ以上の価値があるとされるコンドミニアムを購入したにも関わらず、所有権を受け取っていないとして、サムイ県の不動産会社を告発しました。警察に、被害を報告しています。
デビッドさんは、サムイ島のコンドミニアム2部屋を1500万バーツで購入し、2016年に不動産会社に支払い済み。すでに引っ越しをしているにも関わらず、所有権に関する法的文書を受け取っていません。不動産会社はデビットさんに、コンドミニアムのプロジェクトが当局に承認されておらず、所有権を買い手に移せないと説明したのだとか。
デビッドさんの弁護士は、スラタニ県の有名不動産会社が、コンドミニアムの部屋や法的文書を掲載したウェブサイトを公開し、プロジェクトが完了して引き渡しが可能であると宣伝して、購入者や不動産投資家を呼び寄せたと述べています。
弁護士は、調査を行った結果、少なくとも5人の外国人を含む被害者が、合計1億バーツ以上の損害を受けていると述べ、警察に対して詐欺と横領の罪で不動産会社を摘発するよう求めました。
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