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「世界の記憶(Memory of the World)」とは、世界的に重要な記録物への認識を高め、保存やアクセスを促進することを目的とし、ユネスコが1992年に開始した事業の総称。人類史において特に重要な記録物を国際的に登録する制度です。「記憶遺産」と称されることもあります。
国連教育科学文化機関(UNESCO ユネスコ)は2023年5月24日、「世界の記憶」にプラタート・パノム年代記のヤシの葉写本を登録することを決めました。
ユネスコの説明によると、このヤシの葉写本にはプラタート・パノムに安置するためにインドから持ち込まれた仏陀の胸骨の物語が書かれており、プラタート・パノムは古代から今日に至るまでメコン地域で最も神聖な仏教の中心地として強く認識されています。
プラタート・パノム年代記のヤシの葉写本は、さまざまな長さの10の異なるバージョンで構成されており、歴史のさまざまな時期にさまざまな人物によってさまざまな目的で刻まれています。これらは、タイ東北部とメコン川中部地域の多くの地域のさまざまな村、町、寺院に保管されている、同じ物語を描いた多数の多様なヤシの葉写本の代表です。
■UNESCO Includes Palm-Leaf Manuscripts in Inscribed Documentary Heritage Register|NNT
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