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アメリカは、訓練と技術的要件の問題を理由に、第5世代F-35ステルス戦闘機のタイへの販売を拒否しました。2023年5月27日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイは2022年、老朽化した主にアメリカ製のF-5とF-16戦闘機に代わる新しい戦闘機のために138億バーツ(4億768万米ドル)の予算を確保。最大8機のロッキード・マーティンF-35A戦闘機を購入する予定でした。
しかし、タイ王国空軍報道官は声明で、第5世代戦闘機の販売には時間的制約、技術的要件、整備の互換性などの条件があり、アメリカは販売を申し出ることはできないと述べました。
F-35は世界で最も先進的な戦闘機の1つであり、オーストラリア、日本、韓国、シンガポールを含むアジア太平洋地域の米国の最も近い同盟国にのみ販売されるデリケートな輸出品と考えられています。
タイは現在、アメリカ製戦闘機に加えてスウェーデンのサーブ社製のJAS-39グリペン戦闘機を12機保有しており、その多くは数十年にわたって運用されています。
報道官は、タイ王国空軍は今後もF-16戦闘機を置き換える予定であり、アメリカはF-15とF-16のアップグレードモデルを提供し、より早く譲渡することができると述べました。
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