バンコク都、高リスクの人々に新型コロナワクチンのブースター接種を推奨

バンコク都は、新型コロナウイルスに感染しての重篤な症状や死亡のリスクを軽減するため、ハイリスクグループの人々にワクチンのブースターショットを無料で提供しています。タイ国営メディアNNTが2023年4月30日に伝えています。

タイ王立医師会会長でバンコク都知事顧問のアヌトラ・チッティナンダナ博士は、バンコク都は新型コロナウイルスに感染して重い症状が出るリスクが高い人々について懸念していると述べています。リスクが高い人々には、60歳以上の人、妊娠中の女性、慢性疾患のある人々などが含まれます。このような人々には、重篤な症状や死亡のリスクを大幅に軽減するために、できるだけ早くブースター注射を受けるよう強く勧めています。

バンコク都は、ドゥシット地区の保健サービスセンター6（女性文化協会ビル）にワクチン接種センターを開設し、リスクが高い人々に無料のブースターショットを提供しています。また、ワクチン接種を受けていない人は、毎週水曜日の午前9時から午後3時まで、バンコク都内の保健サービスセンターで無料で予防接種を受けることが推奨されています。

バンコク都はまた、セントラルワールドデパートのアトリウムゾーンに移動式ワクチン接種ユニットを設置し、保健センターまで足を運べない人たちにサービスを提供しています。このユニットは、4月28日から5月28日までの金曜日と土曜日の正午から午後6時までオープンします。ただし、5月13日から14日の選挙期間中は閉鎖されます。詳しくは、バンコク都のFacebookページ（facebook.com/bma.health）をご覧ください