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タイ国立公園・野生動物・植物保全局は2023年4月17日、タイ南部ナコンシータマラート県のカトゥーン野生動物保護区に置かれたカメラに映ったセイラン(青鸞、Great Argus、Argusianus argus、นกหว้า)の写真を公開しました。
セイランは、東南アジアに生息するキジ目キジ科セイラン属セイラン種の大型のキジ。頭と首が青く、頭と首に黒い毛のような羽があり、脚が赤く、羽毛は褐色です。中国の想像上の動物である鳳凰のモデルになったと言われており、IUCNのレッドリストで絶滅の危機に瀕している種に含まれています。
タイ国立公園・野生動物・植物保全局は、カトゥーン野生動物保護区に約20羽のセイランが残っていると推定していますが、正確な生息数を把握するために調査を実施する予定と明かしています。
森の中にカメラを置くことで、めったに見られない野生生物種や、森林侵犯者、密猟者を発見することができるとのことです。
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