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バンコクのタイ国鉄ホアランポーン駅は、2023年3月26日に開催されるタイ国鉄の126周年記念式典に合わせて、イベント会場の1つになっています。 3月18~26日には「Unfolding Bangkok」という式典が開催されるそうで、構内には特設ステージが設置され、このイベントに合わせてなのか、蒸気機関車C5615が展示(?)されていました。
C5615は、1935年に日本で製造されたそうで、1942年頃にタイに送られ、泰緬鉄道でも使用されたのだとか。(参考 C5615 機関車データベース (形式C56) – デゴイチよく走る!) 現在C5615は、観光列車として使用されています。
タイを走る蒸気機関車は日本製。「C56型」は第二次世界大戦時に、「ミカド型」と「パシフィック型」は、戦後賠償の一環として日本の国鉄から送られたものです。半世紀以上も前の日本製蒸気機関車が大切に整備され、今でもタイの地を走っている姿を見ることができるのは感慨深いものがあります。
(タイ国政府観光庁)
ホアランポーン駅は現在、観光列車と近距離列車の発着で使用されており、長距離列車はホアランポーン駅に変わって新たにバンコク中央駅となったクルンテープ・アピワット駅発着です。
下の写真はホアランポーン駅。
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