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タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は6歳の長男と愛車CB1100であります。
それでは早速、今回のバイク旅・チャイナート県内をダイジェストで流していきます!
ザ・タイの地方ホテルって感じの宿でまあ良かったですね。リバーサイドということもあってこちらにしたのですが、料理がめっちゃ美味しかったので満足でした。ちなみにタイの地方ホテルは1000バーツも出せばまず快適です。逆に1000バーツいかないと少々の難がある場合もあるので、1000バーツ以下はなるべく避けています。
チャイナートの道路事情はというと、まあ可もなく不可もなしと言った感じですかね。首都圏からそれほど離れてもいないせいか、タイの本当の地方に見られる広大な道路、新しくてきれいな道路というのがなく、田んぼの中をのどかに行く田舎道や川沿いの道、いずれにしても片側一車線道路が多かったように思います(あっても二車線)。
ところで最近のバイク旅ではなにかしらの(小さな)不具合が生じることが続いていますね。前々回はスロットル故障、前回はハンドルのひび割れ、その他にもチェーンカバーのネジが緩んで外れたりとか、ウィンカーステーが曲がったりとか。今回の不具合は息子がネックピローを失くしたことでした。
このネックピローがあるのとないのでは大違い。要はネックピローがあれば相棒はいつでも走行中寝れるんですが、ネックピローがないとベルトを持参していない以上、バックパックをタンクの上に乗せて枕代わりにするしかなく。。子どもとのバイク旅にはネックピローが必需品であることを再確認しました。
それにしてもチャイナート県はのどかですね。6県目に訪れたマハーサーラカームものどかでしたが、おそらく同じくらいのどか。ただ、他県に漏れず、ローカル寺院はチャイナート県も点在しているので、寺院巡りが好きな人はのんびりいい感じに回れるかと思います。
このバイク旅では予めホテルを予約し、大筋のスポットをGoogleマップに保存するだけの準備をし、あとは現地の人に聞くようにしています。「美味しいレストランはどこ?」「どこが一番の観光スポットですか?」 文化あるところに人の存在あり。現地の人との交流が目的です。
当然、走行中に「ここは!」という風景にも巡り合うことがあります。今回チャイナート県の「ここは!」は上の風景ですね。なんともタイらしい美しい絵ではありませんか。
田舎の風景の中にポツンと佇むステーキハウス。その高級感漂う雰囲気とのギャップに惹かれるがまま入店。店内もきれいな内装で身が引き締まる思いでメニューを見たらびっくり。めっちゃリーズナブル。それでいて、めっちゃ美味しい。タイでビーフはなかなか美味しく食べれないけど、おそらく日系以外では、これまでで一番美味しかったです。チャイナート県を訪れるなら絶対に立ち寄りたいステーキハウスでした。
結局、アジア最大規模を誇るバードパークはうまいことバイクで写真が撮れなかったのでこれまで(この記事では)触れてきませんでしたが、きちんと行ってきました。たしかに、鳥のさえずりだけで今までに聞いたこともないような大音量だったので、鳥好きの人、バードウォッチングなどには最高の場所かと思われます。
ところで今回訪れた山の上にある寺院なんですが、山の麓に駐車することを案内され、山の上までは徒歩で行く事に。すると続々と一般車が私たちを追い抜かしていくではないですか。山の上までは20分。言うほどでもありませんが、炎天下の中での坂道なのでバイクで上がってきてはダメだったのかを山の上の係員に改めて聞いたら案の定、「車はOKでバイクはNG」なんですって。原因は言わずともわかる通り、事故防止のため。タイでは(特に若者による)バイク事故が多発していることからバイク乗りには道路上で肩身が狭い思いをすることはあれど、こうした寺院の敷地内でもあるというのは初めてのことだったので、ここに書き留めておきます。
以上、今回は終始おだやかな旅となったチャイナート県巡りでした。やはり、都会の人より田舎の人の方が人情を感じる。そんなことを再確認したのんびり旅でもありました。
※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告
■今回訪れたところ(1泊2日)
・Chaophayathara Riverside Hotel(宿)
・CHAI NAT BIRD PARK
・Wat Pathom Thesana Aranyawasi (Khao Phlong)
・Wat Pak Khlong Makham Thao
・Chao Phraya Dam
・Buurom Café
・Sappaya Old Market
・CN WINE STEAK HOUSE
・Wat Pa Chao Phraya
・Wat Song Phi Nong
・Wat Klai Kangwon
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◆今回訪れた県: チャイナート
◆残りの県数: 48県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離: 571km
◆今までの累計距離: 29,451km
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