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バンコク・ラチャダーピセーク通りの在タイ中国大使館は公式Facebookページで2023年3月2日、タイで一部の中国人がグレーなビジネスに関与している件について、声明を発表しました。
中国大使館は、質問形式で発表。「最近、一部の中国人が地元のグレーなビジネスに関与しているというネガティブな報道があります。これに対して中国はどのように考えていいますか?」との質問について、以下のように回答しました。
「 中国はこれまで、海外の中国人や企業に対して、その国の法律や習慣を厳格に守り、合法的に事業を行い、積極的に現地社会に還元することを求めてきました。そして、彼らはそうしてきました。タイの中国人と企業は、社会福祉や慈善活動に熱心で、タイの経済発展に大きく貢献していることがよく知られています。
最近、地元メディアから関連する報道があるのを目にしました。我々はタイ側が、一部の在タイ中国人個人の違法行為の疑いに対して、法律に基づいて対処することを支持します。中国とタイの法執行機関は、オンライン・ギャンブルや詐欺などの国境を越えた犯罪に対抗するために緊密に協力してきました。今回疑われる違法行為は、少数の個人によるものであり、決して在タイ中国人と企業の主流を代表しているわけではないことを明確にする必要があります。したがって、これらの問題を利用して、中国とタイの健全な経済・貿易協力や人的交流に疑問を呈することはできません。警戒に値するのは、一部の第三者勢力がこの問題を利用して中国の信用を失墜させ、中国とタイの友好協力を損なわせようとすることです。我々はこれに断固として反対し、タイの人々とともに、両国関係の健全な発展の勢いを維持するために努力します。」
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