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タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は6歳の長男と愛車CB1100であります。
今月二回目のタイ全国一周・第25県目は、タイ最大の伝統的な海鮮市場であるマハチャイ市場、また海岸部には塩田が広がる国内最大の塩の名産地・サムットサーコーン県!に行って参りました。サムットサーコーンまではバンコクから西に50km、片道1時間弱で走って参りました。
ところで今回は20年前に購入したバイク(HONDA wave)を売ることとなり、その名義がサムットサーコーン在住であるタイの友人のものだったので名義変更の書類を持って、まずは友人宅を訪れました。
以前はよく朝まで飲んで語ったものですが、思えば20年前とは語る内容が変わっていておもしろかったですね。このあとは彼の工場に行って彼のお母さんの手料理をこれまた久しぶりに堪能しました。
サムットサーコーンは1時間弱で行けるバンコクのお隣県。先ほどの友人と起業した時はしょっちゅう来ていたので、バンコク以外では私にとっては一番訪れたことのある県となります。
サムットサーコーンの道路状況としては、問題なく快適に走れますね。主要道路は東西にまたがるラマ2通りでこれはもちろんのこと、4桁県道も整備されていて危ないと思った箇所は一箇所もありませんでした。
ということで(バンコク以外では)一番多く訪れたことのあるサムットサーコーンであっても、それは先の友人を訪ねてのことなので、観光としてははじめてのようなものです。今回、県内の東西南北を回ってみてしっかりと身体で感じて参りました。
タイでサムットサーコーンと言えば塩なんですよね。沿岸部には塩田が広がるというのですが、いつもホアヒン方面に行く際に横目で見つつも通り過ぎていた塩田。その塩田を一望できるいい感じのカフェで小休憩。タイの走りではカフェがオアシスのように感じます。
こうしてタイ全国一周をしているとよく「かっこいいね」とタイ人に声をかけてもらうんですが、そのうち50%は「何㏄ですか?」と聞いてくるので「1100㏄です」と答えます。もう半分は聞いてこないでサイドカバーに表記のあるのを見て「750㏄ですね」となる。
外装がCB750(K0)を再現したK10仕様になっているので、サイドカバーもそれに揃えてCB750(K0)のロゴをそのまま取り付けているだけで、エンジンは1100㏄なんですが、通常私はそれを言いません。キリがないので。しかし、昨晩は友人宅にご近所さんが来ていてその話題となったので、何年ぶりかに説明しました。
基本的に県内で回るスポットというのは事前に調べて王道の観光名所、相棒を連れて行ってあげたいところ、体験させたいところ、または自分が興味があるところ等々を回っていますが、ときどき突然立ち寄るようなところもあります。こちらはとにかく寺院も仏塔も大きいので立ち寄ってみました。
私にとってサムットサーコーンとは、この風景なんですよね。ラマ2通り沿い、塩田の前にて塩売りの風景。あれはいつだったか、タイの友人に「あれは何?」「塩だよ」という会話をした事をなんとなく覚えています。
以上、今回は半分が友人訪問、半分が走り、といった内容でした。バンコクに隣接する県ですから近距離であるが故、一度も給油することなく回れたのもあって終始気楽な旅でした。少し物足りないので次回は、そうだ、北部いこう。
※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告
■今回訪れたところ(2泊3日)
・Benjarong Porcelain Village
・Wat San Phanthai Norasing
・Coffee & Salt Farm Baanya
・Chan Le Resort and Seafood(宿)
・The Red Bridge
・Marine and Coastal Resources Conservation Center
・Wat Ketmadi Sriwararam
・Ruean Panya Restaurant
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◆今回訪れた県: サムットサコーン
◆残りの県数: 48県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離: 237km
◆今までの累計距離: 28,880km
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