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トルコ南部のシリア国境近くで2023年2月6日に、マグニチュード7.8の地震が発生。その後も余震が続き、これまでにトルコ国内では1万2391人の死亡が確認され、シリアでも2900人以上が死亡しました。
地震の被害の広がりを受けてプラユット・ジャンオーチャー首相は、犠牲者と家族らに哀悼の意を表しました。また、タイ政府と国民が深い哀悼の意を表することを望んでいるとし、政府は外務省を通じて支援を提供する用意があると付け加えました。タイ国営メディアNNTが、2月9日に伝えています。
一方でドーン・ポラマットウィナイ外務大臣は、トルコの首都アンカラのタイ王国大使館が、今回の災害で被災したタイ人4名を確認したと述べました。その中には、物的損害を受けたケースと、強制的に避難させられたケースが3件含まれており、4名とも無事であることが報告されています。また、タイ王国大使館はその後、タイ人女性1名の死亡を確認したと発表しています。
タイ内閣は2月7日(火)の閣議で、トルコの要請に応じて財政・医療面でのさまざまな支援策を提供することを承認。首相は、タイは支援を提供する能力があると述べましたが、ロジスティクスが課題となる可能性があると述べています。
また、ナリス・カムヌラック内務副大臣は、災害防止軽減局 がトルコでの人命救助活動を支援するために捜索救助隊を動員する用意があることを明らかにしました。内務省は現在、外務省からの正式な指示を待っているところです。
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