世界遺産の古都スコータイで外国人がひったくり被害、30分でスピード逮捕

© スコータイ観光警察

タイ北部スコータイ県で2023年1月23日、 ドイツ人観光客の女性から貴重品が入ったバッグを奪ったとして、30歳のタイ人の男を容疑者として逮捕しました。事件発生から30分のスピード解決でした。

事件が発生したのが1月23日午後5時30分頃。スコータイ県ムアンスコータイ区ムアンカオのレジェンダホテル裏で、ドイツ人女性が自転車の籠に入っていたバッグをひったくられました。

通報を受けて駆けつけた警察官は、ドイツ人女性が話した犯人の特徴から、以前同様の犯罪を犯した男による犯行であると推定。警察官は男の住まいを覚えていたことから、すぐに男の家に向かうと、そこにはドイツ人女性が覚えていた登録ナンバーのプレートを付けたバイクが駐車してあり、容疑者の逮捕となりました。通報から容疑者逮捕まで、わずか30分でした。

 男が奪ったバッグの中には、iPhone1台、クレジット カード1枚、現金200バーツが入っており、男は犯行後に中身だけを取り出してバッグを捨てたと供述。奪った現金は、100 バーツが母親に渡りガパオの葉を購入し、残りの100バーツは手つかずでした。

警察は、スコータイ歴史公園を訪れる旅行者に対し、安全のため、自転車の籠にバッグを入れないように呼びかけています。