「脳食いアメーバ」タイでは過去40年で17人確認、14人死亡

タイ保健省疾病管理局は2022年12月26日（火）、韓国人旅行者がタイ訪問後に「脳食いアメーバ（フォーラーネグレリア）」により死亡したことについて言及しました。各報道が伝えています。（参照 韓国で「脳食いアメーバ」確認～タイに4ヶ月滞在して帰国11日後に死亡）

同局のタレス博士によると、「脳食いアメーバ」は人から人には感染しませんが、汚れた水に含まれ、アメーバを含む水が鼻から入ることで体内に侵入するとのことです。

1983年以降、タイで報告された「脳食いアメーバ」の症例は17例で、そのうち14例。ほとんどの症例がプールや自然の水源から「脳食いアメーバ」が体内に入ったとのこと。

タレス博士は、「脳食いアメーバ」が体内に入るのを防ぐには、汚れた水で泳いだり潜ったりしないこと、鼻から水を体内に入れないことが一番だと述べました。

「脳食いアメーバ」は症状が出た後、病気は急速に進行し、通常5日程度で死に至ります。

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