タイ治安部隊、チェンマイのミャンマー国境地帯で麻薬密輸の15人射殺

タイの治安部隊は、2022年12月7日（水）夜、ミャンマーからチェンマイ県ファーン区へ国境を越えようとした15人の山岳民族を射殺し、不特定量の違法な麻薬を押収しました。

ファームアンタスクフォースの部隊は、麻薬取り締まりキャンペーンの一環として密輸活動を阻止するために、北部チェンマイとミャンマーとを繋ぐ山岳国境地帯に派遣されました。

部隊が麻薬密売人が使用するジャングルの小道で待機していたところ、約20人の男がバックパックを背負って現れました。部隊は捜索のため停止するよう指示しましたが、彼らは発砲。10分ほど銃撃戦が続き、それが収まると部隊は夜明けまで待機し、安全になったところで周辺の捜索を開始しました。

そこで部隊は、15人の遺体、クリスタル・メタンフェタミン（アイス）が入ったバックパック29個、カービン銃1丁、手榴弾1個を発見しました。